STUDIO S@bo.の何気なブログ

スタヂオ・サボ

陸前高田の松

数日前「高田松原の流された松を再生。薪として全国販売し

売り上げは市の復興に役立てます」

という記事がニュースや新聞で報道されました。



そして昨日「いわて木の工房会」代表の橋本さんから

「松が市の復興に役立つのは良い話だけれど、木工を生業とする

我々からするとあの松たちを全て灰にしてしまうのにはやはり抵抗が

あるよね。

1本でも多く救う術(家具や小物など形として残すという意味)を考えて

いるんだ。」 と連絡がありました。


私もその意見にすぐに賛同しました。

復興が順調に進み、町に活気が戻ったころに

そういえばあの時少しでも松を残しておけば・・・

という風にはなってほしくありません。


最悪加工が間に合わなくても製材して板にしておけば

保存が可能です。



今月中旬に会のミーティングがありますが今時期、松の原木

状態での雨ざらしには難が伴うので一刻を争います。

急遽都合のついたメンバー役員3名で陸前高田へ行って参りました。

陸前高田の松1

福井県坂井市のNPO法人・ふくい災害ボランティアネットの

みなさんが作業されている現場です。

松原の松が回収され積まれていました。

流された松はまだまだこんなものではないそうです。

陸前高田の松2

薪として割られた木材も綺麗に積んでありました。

陸前高田の松3

中には樹齢2~300年の銘木級の松もあります。

陸前高田の松4

年をつんだ松が多いのに一同驚かされました。

皆これを見て一層、この松たちを残さねばという気持ちが

強くなったと思います。



帰り際、市内にある村上製材所さんに立ち寄り我々の気持ちを

伝えたところ、快く協力を約束してくださいました。

同じく木に携わる物同士、想いは一つ。

「高田松原の松を後世へ伝えたい」



奇麗事のつもりはありません。

ただ、気持ちを込めて作ったものには想いが

宿るものです。 それは作り手の想いだけではなく、

もちろん愛用される方の想いもです。

その想いはちゃんと後世に伝わるものだと信じております。



もしこのブログをご覧になっている方で、ご協力できる方が

おりましたら木工会までご連絡いただければ幸いです。

県内に限らず県外で木工をされている方、趣味で木工をされている方、

あるいは全く経験が無くても材を使って見たいと言う方でも結構です。


と、言いますのも我が木工会はボランティア団体ではなく、あくまで

1個人の集まりですので、現地からの木材運搬、挽き賃など全てが実費

になりますので財源が乏しいのが事実です。

1本でも多く・・と言う気持ちとは裏腹にそうもできないジレンマが

あります。

材の行き先が決まれば無理もはたいてで行動できるのですが・・


我々に共感していただける方、是非お待ちいたしております。


一応、木工会の意向は
運搬、製材代実費=地元の収益に繋がるということと
売り上げの一部を陸前高田市への義援金にあてること
そして松を形として残すというものです。



連絡先

このブログのコメントでも結構ですが、匿名を希望される場合は
私のHPの方へメールいただきたいと思います。メール内では本名等 連絡先の
記載をお願いします。ブログ内リンク「手作り家具 STUDIO S@bo.」よりHPへ
移動していただき、「Mail」から連絡できます。


会でもまだ手探りで動いている状態です。即答ができない場合もありますが、
徐々に体勢を整えて参りますのでご了承下さい。





6/11午後 -----------------------訂正-------------------------

すみません、材を保管しておく倉庫に関して見込みがまだ立たない状態でした。

未決定事項がまだ多いので今すぐ動ける段階ではないそうです。。

会の意向に変わりはないのですが、県外発送等に関してはもう少し

時間をもらいたいと思います。




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  1. 2011/06/11(土) 01:34:50|
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